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リワークプログラム(復職支援)
リワークプログラムは、気分障害、適応障害などの精神疾患のため休職している方が、職場復帰に向けてリハビリテーションを行うプログラムです。
決まった時間に施設へ通いさまざまなプログラムに参加する中で、生活リズムを安定させ、集中力や体力の回復をはかります。また、“再発・再休職を繰り返さない”ための心理プログラム(認知行動療法など)にも取り組むことで、復職後もストレスに自分で対処していく力を養います。
精神症状の改善に加えて、生活リズム、作業能力、ストレス対処能力、コミュニケーション能力など、広範囲の社会的機能を改善しながら、復職を目指していきます。
茅ヶ崎WSCリワークセンターの特徴
1.個人面談
個別担当制<をとっています。担当スタッフが、休職中の不安や焦り、生活する中での困り事などを定期面談で共有し、復職まで二人三脚で準備を行っていきます。定期面談の頻度は、ご希望に合わせて決めています。
2.復職後のフォローアップ面談
復職がゴールではありません。実際に働いてみることで出てくる問題点や、調子の変化なども確認しながら、再発・再休職を防いでいけるよう、復職後も個別面談にて継続的にサポートしています。
3.少人数制
安心して話せるような雰囲気、関係性を作りながら、少人数で実施しています。
4.復職までのスケジュール設計
復職期限が迫っている方、ゆっくり準備していきたい方、計画的に進めていきたい方、お一人おひとりの状況や状態をお聞きしながら、参加ペースやスケジュールを決めて進めています。
5.多職種スタッフ
臨床心理士(公認心理師)、作業療法士、看護師、精神保健福祉士が常駐していますので、困り事に応じてすぐに相談ができます。
リワークプログラム
茅ヶ崎WSCリワークセンターは、多職種の医療専門職が連携し、再発・再休職予防を目的とした医学的リハビリテーションを行う「医療リワーク」です。日本うつ病リワーク協会によって推奨されているプログラムの実施形態に沿って、プログラム構成を行っています。
1.個人プログラム
脳トレ、新聞要約など、机上での作業を行い、集中力や作業能力の確認と向上を図ります。
2.心理プログラム
グループ認知行動療法で、セルフヘルプ(自分で自分を助ける)ができるよう学び、スキルを身につけていきます。講義と実践ワークを組み合わせ、自分のストレスパターンを理解し、考え方の幅を広げたり対処法の幅を増やしたりして、ストレスへの対処能力を向上させていきます。
3.教育プログラム
自分にとってのリカバリー(回復)目標を設定し、精神疾患に関する知識、薬物療法、ストレス対処法などを学んでいきます。
4.集団プログラム
グループ活動を通して、協働作業、役割分担、コミュニケーションなどについて考え、体験的に学んでいきます。
5.その他プログラム
個人面談、自律訓練法、自己学習、運動など。
対 象 者
● 現在、休職中の方
● 心療内科、精神科に継続的に通院中で、主治医の許可がある方(他院の方でも、主治医変更せずにご利用いただけます)
ご利用までの流れ
Step.1 見学説明の申し込み
まずは、茅ヶ崎ウエストサイドクリニック受付に「リワーク見学・説明の申し込み」とお電話でお問合せください。(茅ヶ崎ウエストサイドクリニック:0467-81-3826)
Step.2 説明・面談
リワークプログラムについて詳しくご説明します。ご希望やご不安な点がありましたら、直接ご相談ください。
Step.3 利用について検討
ご利用を希望される方には、必要書類や手続きの仕方をご案内します。
Step.4 ご利用開始
初回利用日を決め、リワークを開始します。他院通院中の方は、初回利用日に、当院医師による診察もあります。
利用料金
● 各種健康保険が適用されます。
● 自立支援医療(1割負担)が利用できます。
1日利用 1割:830円
半日利用 1割:430円
お気軽にご相談ください
「どのように復職準備をしてよいのかわからない」「体調は回復してきたけれども、このまま復職しても大丈夫なのか不安」…そういった方は、お気軽にご相談ください。専門スタッフのアドバイスを受けながら復職準備を進めていくことができます。また複数回の休職経験のある方は、再発・再休職予防について学び、ストレス対処能力を高める機会にしてみてはいかがでしょうか。